10月15日、東京に本社を置く不動産会社(株)クリード(東証一部、代表:宗吉 敏彦)の主要株主異動が発表された。
同社のニュースリリースを読むと、かつてのアーバンコーポレイション代表・房園博行氏の時とよく似ている点がある。(1)代表個人として融資を受けるにあたり、金融機関3社に対して同社株式を担保提供していたが、当該金融機関において担保権実行により株式が売却された。(2)株価下落で追加の担保提供が必要になったが、資金調達が上手くいかずに仕方なく株を売却した、というお詫び文がある。以上の2点。
今のところ、アーバンのような不透明な契約事項はないようだが、代表の動向が似ているだけに、アーバンの二の舞にならないよう願いたい。