新幹線高架橋用に販売したパネル材に欠陥があったとして問題になっている株式会社麻生(福岡県飯塚市)は、30日午後2時30分から、福岡市内のホテルで同問題について会見を行なうが、これに先立ちマスコミ向けに資料を配布した。
「ASフォームⅠ型」とする同社の埋設型枠製品(パネル材)について、配布資料の中で「製品開発にあたって当社で設定した自主基準値をクリアした十分な付着強度があることと、厳格な品質管理プロセスの下で製造されたことに照らし、欠陥品であったとは考えておりません。」と同社の考え方を披露、「欠陥品」であることを認めない姿勢を示した。