田川市石炭・歴史博物館で11月1日から584点を展示
福岡筑豊地方の炭鉱での労働、生活を墨と水彩で描いた故山本作兵衛氏の作品が一斉に公開される。
故山本作兵衛氏は、炭鉱労働者だった1958年ごろから明治以降の炭鉱の様子を書き始め、84年に死去。故山本氏の作品は、炭鉱の語り部としてこれまで公開されてきたが一挙に展示されるのはこれが初めて。
これらの作品は、福岡県の有形民俗文化財に指定され、田川市石炭・歴史博物館が所蔵している。
この催しは、田川市の2本煙突築100周年と田川市石炭・歴史博物館開館25周年を記念して田川市石炭・歴史博物館と田川市美術館で開かれる。田川市石炭・歴史博物館では、日記を中心とした資料の紹介。田川美術館では炭坑記録画584点を11月1日から16日までの前期と18日から12月7日までの後期に分けてすべて展示される。
炭坑(ヤマ)の語り部 山本作兵衛の世界
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