(株)本多産建
10億円からの売却損を被る
ヤノフーズ(株)
偽装発覚で販売先が相次いで取引停止
■水産食品製造(福岡)/今村食品工業(株)
売上不振 民事再生法適用申請 負債総額 約3億6,000万円
代 表 : 今村 公彦
所在地 : 福岡県大牟田市三川町5-15
設 立 : 1947年8月
資本金 : 1,500万円
年 商 : (07/8)約3億円
10月20日、同社は福岡地裁久留米支部に民事再生法の適用を申請し、同日保全命令を受けた。申請代理人は谷口賢弁護士(谷口賢法律事務所、福岡県久留米市篠山町179-3、電話:0942-33-3952)。負債総額は約3億6,000万円が見込まれる。
■とび・土工工事(福岡)/エイディ建設(株)
受注不振 破産手続開始申請 負債総額 約3億円
代 表 : 今村 勝芳
所在地 : 福岡市中央区清川1-12-5
設 立 :1986年5月
資本金 : 3,000万円
年 商 : (07/12)7億828万円
弊誌2007年9月13日号「SIC」にて既報の同社は、10月21日、福岡地裁に破産手続開始を申請した。申請代理人は藤井克已弁護士(藤井・梅田法律事務所、福岡市中央区舞鶴1-2-22、電話:092-761-1711)ほか2名。負債総額は約3億円が見込まれる。
■産業廃棄物収集運搬ほか(福岡)/(株)平成
採算割れ 破産手続申請準備中 負債総額 約8,500万円
代 表 :大塚 勝義
所在地 : 福岡県筑紫野市山家2182-6
設 立 : 1995年1月
資本金 : 1,000万円
年 商 : (07/12)1億565万円
10月15日、同社は事業を停止し、事後処理を森隆弁護士(三ツ角法律事務所、福岡市中央区舞鶴3-3-1、電話:092-715-4101)に一任、破産手続申請の準備に入った。負債総額は約8,500万円が見込まれる。
■看板・標識機製造(宮崎)/(株)アート技建
【続報】 債権者判明 負債総額 約16億3,100万円
代 表 : 志多 寿彦
所在地 : 宮崎市田代町116-3
設 立 : 1986年7月
資本金 : 3,000万円
年 商 : (07/6)18億8,926万円
弊誌9月25日号「モルグ」にて既報の同社は、10月14日、宮崎地裁より破産手続開始の決定を受けた。負債総額は約16億3,100万円が見込まれる。
■激戦!福岡生コン業界
志摩コンクリート工業買収の顛末 大票田に有明商事参入
以前より弊誌でたびたび取りあげた志摩コンクリート工業(株)(以下、志摩コン)買収に決着がついた。生コン製造業者の(株)グローバルスタンダード(本社:福岡市博多区、代表:佐野村貴。以下、グローバル社)が今年8月初頭に買収し手中に収めた。グローバル社は、長崎県諫早市に拠点を置く海砂採取・販売業者の(株)有明商事(代表:中村一喜)の子会社である。今年に入ってさまざまなドラマが展開された。目まぐるしい水面下での攻防を含め、福岡生コン業界の激戦状況についてレポートする。
○以前から身売り話が存在
○マツコングループの金脈
○志摩コンの利益を迂回
○有明商事の大勝利
○競合激化する福岡地区
■データマックス・イベント報告
多くの参加者が集い 恒例のゴルフコンペ開催
(株)データ・マックス主催「第22回マックス会ゴルフコンペ」
○(株)アキラ水産の安部公子氏が三冠達成
○満足のうちに散会次回は来年春を予定
■流通大競争時代
トライアル、拡大戦略を加速 カウボーイ買収で今期2,000億弱へ
(株)トライアルカンパニーが拡大路線に拍車をかけている。7月、カウボーイと資本・業務提携し北海道進出を果たした。今期売上高は2,000億円目前に迫る。同時並行で中国事業も拡大を進める。だが、低利益率・低自己資本比率をそのままにしての拡大戦略は危うさもはらむ。
○「成長がすべて解決する」
○事実上無償で手に入れる
○銀行が積極融資に転換
■神鳥巽のビジネス最前線
破綻危機を迎えた地域金融機関 金融機能強化法改正は吉か凶か
対岸の火事かと思われた世界的な金融危機が日本にも波及しそうだ。赤信号が点滅し始めたのは、地銀、信金、信組、農協の地域金融機関。金融庁は、経営が不安視される金融機関に弾力的に公的資金を注入できるよう、金融機能強化法の改正に動き出した。
○外資系に弱い地方銀行マン
○公的資金の注入条件緩和か
○破綻懸念は広がる
■企業クローズアップ
テレビ会議システムでオフィス環境を快適に
橋本事務機(株) 代表取締役社長 橋本 和幸 氏
福岡県久留米市の橋本事務機(株)は今年で創業45年目、同社の橋本和幸社長は10月で入社30年目の節目を迎えた。単なる事務機販売業にとどまらず、「テレビ会議システム」などを通じてコスト削減を行ない、オフィス環境のリニューアルを含めたコンサルティング業も展開している。現在、福岡、北九州地区にも積極進出を図る同社の橋本社長にその戦略を伺ってみた。
○米・ポリコム社 日本法人社長が表敬訪問
○「売り得意に、買い得意」
○「中小企業経営革新計画」の承認を県知事よりいただく
■恩田の深層WATCH
ロス疑惑、米国の深い闇 三浦和義元社長自殺の真相
どの国、どこの世界にも闇がある。第二次大戦後、豊かで明るく、開放的なイメージを誇った米国も例外ではない。それどころか1963年のケネディ暗殺事件以降、ウォーターゲート事件や先の9・11など不可解な事件が多発。メディアで検証されても、決して「真相」が明かされることはない。そんな米国の一端を垣間見せたのが、今回再燃した「ロス疑惑」騒動だ。共謀罪に問われるはずだった三浦和義元社長の「自殺」により事件は急転直下、幕が降ろされた。
○米国の警察内過激派
○三浦元社長とLAPD
○闇に葬られる真相
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