(株)りそなホールディングスが、傘下のりそな銀行とりそな信託銀行を早ければ来春にも統合する方針を固めたことが明らかになった。
りそな銀行は中小企業向け貸出金が伸び悩んでおり、信託を統合することで中小企業の経営者らを中心に不動産業務や遺言信託業務などで相乗効果が見込めると判断。統合によってグループ全体の収益拡大を図る狙いがあるようだ。 りそなは公的資金の注入を受けており新たな経営健全化計画を策定中で、統合はその経営健全化計画に盛り込むことになる。
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