第一交通産業(株)(本社:北九州市小倉北区、田中亮一郎社長)は、5月21日に公表した業績予想の修正を発表した。
修正の理由として、第2四半期の業績予想では、売上高については、主に、タクシー事業での景気後退の影響による全国的な輸送人員の減少、不動産事業でのマンション販売競争の更なる激化、国内景気の停滞感による消費者の購買意欲の後退などにより、当初の予想を下回ったとしている。
また、営業利益、経常利益については、タクシー事業およびバス事業における燃料単価の当初予想を上回る高騰、不動産事業における売上げが予想通り達成出来なかったことなどにより、当初の予想を下回ったとしている。
なお、四半期純利益については、子会社株式売却(売却益5億1,300万円)などにより、繰延税金負債の取崩しなどを行ったことにより、予想を上回ることとなったとしている。
通期業績予想については、第2四半期の実績見込みと照らし合わせて、通期の業績予想をそれぞれ下方修正するとしている。
◇2009年3月期 第2四半期連結累計期間 連結業績予想数値の修正
(2008年4月1日~2008年9月30日)
【売上高】
前回発表予想:459億3,000万円
今回修正予想:412億円
増減額:-47億3,000万円
【営業利益】
前回発表予想:22億5,000万円
今回修正予想:10億円
増減額:-12億5,000万円
【経常利益】
前回発表予想:21億円
今回修正予想:7億7,000万円
増減額:-13億3,000万円
【当期純利益】
前回発表予想:8億5,000万円
今回修正予想:9億1,500万円
増減額:6,500万円
◇2009年3月期 通期連結業績予想数値の修正
(2008年4月1日~2009年3月31日)
【売上高】
前回発表予想:1,000億円
今回修正予想:876億円
増減額:-124億円
【営業利益】
前回発表予想:56億円
今回修正予想:33億円
増減額:-23億円
【経常利益】
前回発表予想:53億円
今回修正予想:30億円
増減額:-23億円
【当期純利益】
前回発表予想:21億5,000万円
今回修正予想:18億4,000万円
増減額:-3億1,000万円
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