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特別取材

大荒れした株式相場|新局面迎えたJ-REIT市場(3)
特別取材
2008年11月 8日 12:03

 J-REITの投資物件は当初、オフィスビルが主体だった。05年から06年にかけて上場銘柄が急速に増加し、この時期にホテルや物流施設など新たな用途を投資対象とするREITも誕生。以降は商業施設・店舗や賃貸マンションなどへの投資も増加した。

 08年9月現在、J-REIT全体の保有物件取得総額は取得価格ベースで7兆5,963億円。そのうち、オフィスビルの占める割合が53.9%(4兆982億円)、住居が20.5%(1兆5,552億円)、商業施設が18.9%(1兆4,371億円)、ホテルが2.9%(2,186億円)、物流施設が2.3%(1,716億円)、その他が1.5%(1,156億円、主に駐車場など)となっている。  

 現在、東証上場のJ-REITは42社。07年5月末までは上昇基調で時価総額は約6.8兆円にまで達した。しかし、サブプライムローン問題が起こり、株式市場に打撃を与え始めた07年7月末時点の時価総額は約5.6兆円にまで減少。その後、米リーマン・ブラザーズの破綻で金融市場が大幅に収縮した。

 さらに、今年10月9日にはNCRが倒産、翌10日の時価総額は過去最高となる11.99%の下げ幅を記録するなど、J-REIT市場は全面安の展開となり大荒れした。ここ最近の時価総額は2兆円台にまで落ち込み、この下落基調はもみ合いながらもしばらく続くと思われる。  

 不動産関係企業の破綻が続くなか、個人・機関を問わず投資家の積極的な投資が控えられており、回復する材料が見当たらないのが現状だ。【大根田康介】

~つづく~


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