夢は久留米の街の活性化
志岐社長には夢がある。それはビジネス人生をスタートさせたともいえる久留米の街の活性化だ。「久留米は福岡から西鉄の特急で、30分で行けます。また、医師不足で閉鎖を余儀なくされている地方病院が多い中で、久留米は久留米大学医学部をはじめ、古賀病院、聖マリア病院といった九州を代表する医療機関に恵まれています。人口密度に換算して病院や医師の数が多く、医療と健康の街として発展させることが街の活性化につながるのでは」と語る。その為にはシルバーの方に活躍できるステージを提供することをはじめ、もっと多くの人たちに住んでもらえるような環境づくりが必要であるとしている。
1つの案としては空洞化が進む1番街アーケードの空きテナントにシルバー向けの住宅や店舗をつくること。場合によっては、コスプレ通りやファッション通りといった若者が集う空間をつくる事で活性化につながるとしている。空きテナントだから店舗を入れなければならないのではなく、街のために何か出来ることを地域の住民や行政と三位一体となって考える事も大事な事としている。
物件を案内し、売るのではなく、地域の事や街の事を真剣に考えてきたことが前述の企業承継及び再生というビジネスの新境地に立てるキッカケになったのは間違いない。これからも久留米に対するアツい思いをビジネスにぶつけて欲しい。
COMPANY PROFILE
(有)ジパング不動産情報
所在地:久留米市大手町
設立:2001年4月
資本金:300万円
電話番号:0942-37-3218
URL:http://www.ze-zipang.jp
※記事へのご意見はこちら