福岡県は、モーターショーや企業の展示、見本市などを誘致するため、本格的規模のコンベンションセンターを建設するための研究会を設置することを正式に決めた。
10日の県議会国際交流推進対策調査特別委員会で明らかになった。
県内には福岡市のマリンメッセ福岡や北九州市の西日本総合展示場などのコンベンションセンターがあるが、東京ビックサイトなどに比べ規模が小さいため、混雑したり、分散開催する場合があり、場合によっては開催を断るケースもある、とされている。
このため県として、東アジアを代表する規模のコンベンションセンターの建設に向けての研究会を設置し、本格的な検討をすることになった。研究会は福岡市の担当者をはじめ専門家や企業関係者などで構成され、14日に初会合が開かれることになっている。
この大規模なコンベンションセンター建設については、本誌上で福岡市の人工島を候補地とする動きが見え隠れしていることを既に報じているが、建設に向け本格的な作業が開始されたということだ。
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