小麦粉、ふすまの売上高が予想を超え上方修正に
上場時価総額(10億円)割れ寸前で話題となった東福製粉(株)は12日、今年8月12日に発表した2008年9月期の個別通期業績予想の修正を発表した。
政府売渡麦価の2度の大幅な引き上げと、国内外の偽装表示などの多発が経営環境を悪化させたものの、同社は積極的な営業活動などによって小麦粉、ふすまの売上が予想を上回り、売上高は前回予想よりも+4,000万円の39億4,000万円になる見通しだ。
また、利益面は利益重視の販売と製造効率の向上、コスト削減などにより、営業利益、経常利益、当期利益全てにおいて上方修正された。連結業績においては予想通り推移しているという。
【詳細は以下の通り】※個別。数字は修正後を記入。
◎2007年10月1日~2008年9月30日
売上高…39億4,000万円(増減額+4,000万円)
営業利益…9,900万円(増減額+1,900万円)
経常利益…6,400万円(増減額+1,400万円)
当期純利益…3,500万円(増減額+1,000万円)
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