ナビスコカップ優勝を果たすなど、大分トリニータの快進撃が続く。金崎選手や森重選手など若手の台頭が目立ち、今季のJリーグを大いに盛り上げている。終盤を迎えるリーグ戦でも現在4位の好位置に付けており、優勝も決して夢ではない。
当然、多くのメディアに取り上げられ知名度も全国区に。トリニータからは、日本代表に選出されるトッププレイヤーも出てきているが、基本的に生え抜きの選手が中心。つまり手塩にかけて育ててきた選手たちが頭角を現してきているのだ。
潜在能力の高い選手がいること、指導力の高い監督がいること、当然これらの条件無くしていい選手を育てることは難しい。たとえこれらの条件を満たしても、さらに必要なものがある。それはフロント(運営サイド)の力だ。(つづく)
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