車を運転中にトラックの後ろにつくことがある。その際、荷台の社名やロゴに、何気なく目がいくものだ。そうした意味では、トラック一台一台が会社の看板を背負っているということになる。だからこそ各社ともドライバー教育に余念がないのであろう。
ところが最近、「過積載推進事業団」なる文言を書き込んだトラックを数回見かけた。おそらくドライバー同士の悪ふざけなのであろうが、過積載による悲惨な事故の記憶とこれを食い止めようとする業界の努力、更には被害者を貶めるものと言わざるを得ない。また、そのトラックを保有する会社自身のコンプライアンスが疑われても仕方がない。
運送業に携わる経営者の皆様には、ぜひ一度トラックの荷台下をチェックしてみることをお勧めする。
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