哀悼の意を表明する人は?
作州商事の創業オーナーの城戸辰徳氏が、11月13日午前4時に肺がんで亡くなった。冥福を心から祈りたい。ところでこの情報をキャッチしたのが同日夕方6時半である。関係者35名にこの訃報を3時間かけて電話した。3時間電話する間に、驚くべき事実に直面した。「いやー惜しい人を失った」とか「55歳の若さで勿体ない」という哀悼の言葉のひとつも耳にしなかったのである。少なくとも筆者のまわりには惜しむ人がいなかったのだ。
対照的なのは、福岡市城南区別府にある寿司割烹「江戸銀」の冨田満会長が永眠されたことについてである。連絡した際、誰もが「まだ70歳ではないか!! 冨田さんのおもてなしの心を凝縮したお寿司は美味しかった。いつも食べながら感動した。料理だけでなくお客への気配りには感服した」と、心から感謝と哀悼の意を表したものである。人生の最後をどうしめくくるかで、人物に対する評価にこれだけの差が現れることを知り、あらためて日頃の己の言動、姿勢を点検してみた。
送られてきた驚くべき文書
作州商事は裁判訴訟の大好きな会社である。10日の朝、下記のような配達証明郵便が速達で送りつけられてきた。これは一体どういう意味か?こうした文書を送りつけて、屈伏する輩がいたので、味をしめての行為であろうか。この文書を作成した作州商事側の思惑に関する分析は後記するとしても、代表取締役樺島敏幸の名で送りつけてきたことに発奮した。同社の水面下に隠された闇の部分を公にするシリーズの連載を、決断するに至ったのだ。
では問題文書から公にしていこう。
福岡市博多区中洲中島町2-3
株式会社データ・マックス
代表取締役 児玉 直 様
前略 貴社において弊社に関する記事を掲載予定であると伺っており、平成20年11月10日付掲載予定の記事によりますと、「代表の樺島敏幸氏とオーナーの城戸辰徳氏が運営する作州商事(株)」、「同社オーナーの城戸氏は以前から超ワンマンで知られ、今でも営業に対して日々電話で檄を飛ばしている」「樺島体制から城戸オーナーが全権を握るようになった」云々と事実と相違した記事や、あたかも実態確認をとったような記事、ないし邪推の記事は、対外的な誤解を招くものですし、営業妨害に該当すると捉えています。
よって、即刻、記事の掲載中止を求めます。
万が一、弊社の意思に反して記事を掲載した場合には、後日、法的対応をとることを念頭においていること事前にお知らせ致します。(続く)
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