国土交通省は14日、勤務時間中に外出し、ホテルでデリバリーヘルス(無店舗型性風俗店)を利用したとして、同省航空局の男性キャリア職員(27)を懲戒処分にしたと発表した。
同省などによると、雑誌「SPA!」(11月4日号)に、「現役デリヘル嬢が涙の告白 国交省エリートが勤務時間中にデリヘルで中出し!」の見出しでこの問題が取り上げられたため、同省が本人に事実確認をしたところ、事実と認めたという。(男女関係については不問)
職員は東京・霞ヶ関に勤務しているが、今年7月1日、指示により地図を購入するために外出。しかし、その後職場に戻らずホテルへ行き、デリヘルの女性を部屋に呼び、雑誌に掲載されているような行為に及んだという。
同省は、職務専念義務に違反したとして、この職員を減給10分の2(6カ月)の懲戒処分にした。「本人は反省してきちんと勤務をすると言っている」といい、現職を続けている。
「このような事案が発生したことは誠に遺憾であります。今後は、職員の服務規律の保持について、より一層の徹底を図って参る所存です」と同省。
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