14日に破綻したディックスクロキに関して、関係者からのコメントが寄せられた。
その一部を抜粋して紹介する。
「アメリカ(金融危機)の影響は大きい。さすがの黒木会長も手の尽くしようがなかったのではないか」
「1ヶ月前に黒木会長に会った。その時はこんなこと(倒産)が起こるとは考えていなかった。ただ、元気はないように感じた。DIX会に属している地場ゼネコンの動向に注目していかなくてはならないですね。」
「正直言って急な出来事だった。黒木会長ならどうにかするだろうと期待はしていた。営業力と経営能力は優れていましたからね。しかしさすがの黒木会長も世界的不況を読めなかったか…上場会社だから踏ん張っては欲しかったですね」
今回の破綻までは予想できなかったものの、「黒木会長に元気がない」ということは感じていたようである。世界的金融危機の影響は避けられなかったのだろう、という客観視したコメントが目立つ。コメントを寄せてくれた関係者たちも、今後の再建の動向に注目している。
※記事へのご意見はこちら