大阪二部に上場している原弘産(本社・下関市)も、デペロッパーとして財務リストラに奔走中である。また、足を引っ張ってきた風力発電事業の健全化についても、必死に対策を講じてきた。だが、上場企業の宿命である半期ごとの決算発表が近づいてきた。2008年8月期の決算発表は28日となっている。ここにきて「同社の決算に対し、監査法人がスムーズに了解をしない」という観測が上がり始めている。28日の決算発表が順調にいけば危惧の念は薄まるが、逆の事態になれば先行きは一気に流動的になる。
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