創業者である城戸辰徳氏が亡くなって1週間が経つが、問題点のひとつと見られるのが裁判の処理。
「訴訟好きの城戸氏」と称されるほど、作州商事は篠栗のマンション問題を含めて複数の裁判を起こしている。しかも、滅多に和解することもなく最後まで争うケースが多い。こうした裁判沙汰は企業イメージにとってはマイナスが多く、苦々しく思っている社員もいるという。
樺島氏も社長就任時に「門松(篠栗)の裁判も、住民のことを考えても早く決着(和解)したい」と当時コメントしていた。しかし、いまだに争われているのだ。
城戸氏亡き後、こうした裁判を早期に決着できるか、新体制での経営陣の力量が問われる。
※記事へのご意見はこちら