裁判好きを通り越えた城戸氏
作州商事がいろいろな裁判案件を抱えているのは周知の通りである。同業者とは比較にならないほどの案件を抱えている。聞くところによると裁判官が「城戸氏ってどんな人」と興味を持ったそうだ。一番有名なのは、篠栗町門松の自社マンションを巡る住民(購入客)との争いだ。「俺のところ(作州商事)に責任はない。施工業者が悪い、設計事務所が悪い」と裁判で長時間かけてお客と訴訟合戦を行なう城戸氏の神経は、理解不能である。
住民側も妥協してきて、建て替ではなくリニューアル(補修)することで和解できる気運が高まってきた。樺島社長が本来の彼であったならば、大局的な観点から、ここで和解に踏みこむ決断を下していたであろう。和解の芽を潰したのは、城戸氏の意向であった。樺島社長が毅然として足を一歩踏み入れていれば、とっくの昔に解決していたはずだ。ここでも同氏の軟弱さが、神様・城戸氏の暴走を許してしまったことになる(神様がいなくなったから門松のマンション訴訟は近い将来、和解が成立するかどうか、注目されることになる)。
神様を支えた幹部たちは、みんな訴訟に巻き込まれる
作州商事には異色・異能の人材が結集した。設立の片腕であったK氏(元専務)、S氏(常務)、H氏(取締役)と列記すればきりがない。次回に紹介するが、「Sさん!! 会社のためとはいえ、そこまでスカウトをしてあげて何かメッリトがあるの」と忠告を行ったことがある。S氏は、「会社のため、城戸社長のため」と人材の掻き集めに一心不乱、献身的に仕事に没頭した。スカウトされた側の会社はS氏を恨んだ。「どんな恨みがあってうちの営業マンを引き抜くのか!!」と。
この結末はどうなったのか? S氏が作州商事を離れ、会社を起こして1年を経過した頃、頃合いを見ていた作州商事から、「詐欺・横領」の疑いで警察署に告訴された。S氏に多少の脇の甘さがあったにしても、告訴される筋合いのものではない。作州商事・城戸氏にしてみれば、告訴が受理されようとなかろうと、企みは別のところにあったのである。告訴したという事実を振りかざして公にするのだ。金融機関は裁判・トラブルを耳にすると、S氏の会社に対する扱いが冷淡になるからだ。S氏は泣き泣き社長のポストから身を引いた。作州商事・城戸氏の魂胆は、まさにそこにあったのだ。
K氏は、城戸氏と作州商事を立ち上げた同志であった。いや同志であったはずだ。基盤が整備された頃、二人は路線の対立により、仲たがいをした。というよりも、神様の引き回しにK氏は嫌気がさして独立の道を選んだのである。その後の扱いが汚い。退職金の払いもなされなかったからK氏は訴訟に踏み切った。長々と訴訟合戦になっているが、神様がいなくなってどうなることだろう。
H氏は「城戸氏が脱税で逮捕されたどさくさに紛れて会社の金をポケットに入れた」として、作州商事から民事訴訟を起こされ争っている。そのほか、幾らでも実例があるが、紙面の都合で省略する。城戸氏から「離れよう」とする幹部たちには、必ず神様から訴訟の天罰を浴びる宿命が待っているのだ。このシリーズ(1)で紹介した弊社に送りつけられてきた「問題の文書」は、いずれ弊社もが神からの天罰を受けることに対する、警告書になるのだろうか!!(続く)
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