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恥を知れ!民主党市議団
行政
2008年11月20日 08:00

 福岡市議会が、こども病院人工島移転の是非を問う住民投票条例の制定を拒否した。「生活が第一」の言葉をキャッチコピーにしている民主党の市議会議員が、住民投票を求める請求に対する討論で、「直接請求はこれまでの議会の検証を軽視するもので、議会人として容認できない」と述べた。この発言者に対し、「恥を知れ!」と申し上げておきたい。

 民主党の市議団は、山崎前市政時代、「与党会派」として人工島事業推進の姿勢を崩さなかった。しかし、対立候補擁立の方針が出てからは、人工島事業見直しを訴える吉田宏氏(現市長)を推薦。
山崎氏敗退の原因となったオリンピック招致についても、当初は招致に賛成しておきながら、選挙がらみになると、一転して批判に転じた。

 人工島にこども病院が移転した場合、通院する家庭にかかる負担は、時間・交通費だけにとどまらない。民主党が患者家族や市民の声に、真剣に耳を傾けたという話は今日まで聞いたこともない。
政務調査費による事務所家賃の問題などで追及すると、終始取材を拒否して逃げ回るばかり。こんな方々に、責任ある政治運営などできるはずもない。民主党にある種の胡散臭さを感じる市民も少なくないだろう。

 そもそも、福岡市議会では、こども病院人工島移転についてまともな議論や検証などやっていない。検証・検討の実態などを追及したのは一握りの議員だけだ。民主党は何もやっていない。「これまでの議会の検証」などと言う資格のかけらもない。もちろん、「議会人として容認できない」などと偉そうに言える活動をしてきたとは到底思えない。政治家の言葉の軽さに改めて驚かされる。これでは自民党と何も変わらない。患者家族や市民を裏切り続ける民主党市議団への逆風は、次の統一地方選挙まで止むことはないだろう。


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