世界的な景気後退の影響を受け、国内の大手自動車メーカーも減産、人員削減を余儀なくされているが、今度はマツダ防府工場(山口県防府市)が、派遣社員約800人のうち約500人を削減する方針であることが20日、判明した。同工場の削減対象者は、年内で契約が終了する予定となっている。
同工場では主力乗用車のアクセラやアテンザを生産、国内向けのほか、北米や欧州などにも輸出している。
宇品工場(広島市)でも、約1,000人の契約社員のうち約800人を12月上旬に削減することが明らかにされており、両工場の派遣社員のうち約7割が職を失うことになる。
マツダは去る10月30日、10月から来年3月までの間に、計7万3,000台の減産を行なう方針を明らかにしていた。
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