都市綜研インベストバンク(株)
財務体質強化が課題
(株)山形屋
営業赤字続くなかで100億円の投資
■中古車販売(福岡)/(有)ニコラス南福岡
販売不振 破産手続申請準備中 負債総額 約1億5,000万円
代 表 : 小堀 博
所在地 : 福岡県筑紫郡那珂川町観春が丘15-25
設 立 : 1998年5月
資本金 : 300万円
年 商 : (05/12)約4億円
11月5日に事業を停止した同社は、宮田卓也弁護士(佐藤・林法律事務所、福岡市中央区大名2-2-26、電話:092-712-6543)に事後処理を一任。破産手続申請の準備に入った。負債総額は約1億5,000万円が見込まれる。
■土木工事(福岡)/(有)堀江建設
採算割れ 破産手続申請準備中 負債総額 約5,000万円
代 表 : 堀江 巧
所在地 : 福岡県久留米市北野町1185
設 立 :1997年8月
資本金 : 300万円
年 商 : (08/4)約1億8,000万円
10月28日に事業を停止した同社は、馬奈木昭雄弁護士(久留米第一法律事務所、福岡県久留米市東町1-20、電話:0942-38-8050)に事後処理を一任。負債総額は約5,000万円が見込まれる。
■建築工事(熊本)/(株)日動工務店
【続報】破産手続申請準備中 負債総額 24億447万円
代 表 :園田 健治 ほか
所在地 : 熊本市水前寺公園28-10-301
設 立 : 1975年1月
資本金 : 5,000万円
年 商 : (07/9)29億9,039万円
弊誌11月10日号「モルグ」にて既報の同社は、熊本地裁に対する民事再生法の適用申請を11月10日付で取り下げ、破産手続申請の準備に入った。負債総額は24億447万円が見込まれる。
■ゴルフ場経営(栃木)/城山カントリー(株)
売上不振 民事再生法適用申請 負債総額 約44億900万円
代 表 : 佐藤 国夫
所在地 : 栃木県足利市小俣町4008
設 立 : 1973年2月
資本金 : 6,000万円
年 商 : (07/12)2億9,500万円
11月14日に東京地裁に民事再生法の適用を申請した同社は、同日監督命令を受けた。申請代理人は村上寛弁護士(弁護士法人大江橋法律事務所東京事務所、東京都千代田区丸の内2-2-1、電話:03-5224-5566)、監督委員は降籏俊秀弁護士(霞が関法律会計事務所、東京都千代田区霞が関1-4-1、電話:03-3519-8070)。負債総額は約44億900万円が見込まれる。
■シリーズ「不況を生き抜く地場企業」
荷主の信頼勝ち得た輸送品質 医薬品など4本柱核に伸ばす
(株)博運社
2007年1月、設立50周年を迎えた博運社はいまや、グループ合計でトラック保有台数約600台、営業倉庫の延べ床総面積4万5000坪(約14万8,500m2)と福岡県では最大手、九州でも有数の物流企業として業界では押しも押されぬ存在に成長した。
○「こころで応える。こころで結ぶ」 創業50年を機に新たな経営理念
○輸送と倉庫を車の両輪に医薬品は九州トップシェア
○小口輸送の強み生かした日用雑貨物流アウトソーシングにも対応
■コダマの核心レポート
ディックスクロキに学ぶ 民事再生法、先手申請のお勧め法
(株)ディックスクロキの倒産で注目されたのは、用意周到に「再生」を視野に入れた先手、先手の民事再生法申請の手法だ。「当初、10社は連鎖する」と悲観論が流れた。ところが、いざ蓋をあげてみると一般債権者の連鎖はない。債権者の大半は金融債務ばかりだ。同社の黒木透会長がいかに気配りをして「一般取引先に迷惑をかけない」ことに対策を練ったかが伺える。逆に煮え湯を飲まされた金融機関は今後、回収・貸し剥がしに専念するだろう。一般債権者に迷惑をかけないのであれば、「民事再生法申請の先手必勝法」をおすすめする。
○新興上場不動産業者の全滅説が流れる
○一般債権者には迷惑をかけない再生主
○惜しい、決断が望まれた本多産建
■恩田の深層WATCH
SFCGの「犯罪」 怒り収まらぬ被害者たち
「SFCGには私もエラい目に遭うたとよ。こっちが知らんうちに連帯保証人にいきなり『カネ返せ』いうんだけん」と怒りが収まらないのは福岡県のさる中小企業社長のA氏。回転資金にSFCGの子会社、福岡アセットファイナンスから800万円借り、毎月順調に返済して残額が600万円まで減った今年の夏である。
○「商工ファンド」の遺伝子
○問題の取り立て手法
○矛盾だらけの債権譲受
■特別寄稿 CMC特別レポート
創立10周年を迎えて コーントライ村に中学校を建設
○佐世保JCの支援を得て
○話し合いの末、建設決定
○大きく変わった環境
■流通大競争時代
マルキョウ強し、大幅増益達成 経営の不透明性は消えず
不況下で(株)マルキョウが収益力の強さを見せつけている。イオン、イトーヨーカ堂(セブン&アイグループ)などの流通大手が軒並み業績を悪化させるなかで、08年9月期は微増収ながら大幅増益を達成した。食品値上げが相次いだなか、低価格路線が消費者の支持を集めている。だが、家業的経営やコンプライアンス軽視など、この会社が多くの問題を抱えているのも事実だ。
○トライアルより安い
○加工食品で強み発揮
○実態は個人商店
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