倒産したディックスクロキ関連の記事について、ご批判のメール(匿名)をいただいた。同社の内情に詳しい方からと思われ、全文をご紹介する。
弊社は、倒産の事実は事実として、客観的に報じていくが、同時に、倒産にいたった経緯や再生への過程については、引き続き独自の視点による記事を掲載していく。ご批判、告発については、どしどしお寄せいただきたい。
▼以下、ご意見内容
「コダマの核心」は、誤報ないしは主観にとらわれすぎた記事が多すぎると思います。一連のディックスクロキ関係の記事を見ても、前半では「未曾有の金融危機が原因」と書いていたかと思えば、閉めの部分では「金融危機が真の原因ではなく、建てた後に管理ビジネスで利益を上げるというのが終点という原点を見失っていたことが原因」と書いています。
9月ごろに配信された黒木会長に対するインタビューでは「宮崎のホテルが売れた」かのように書いていましたが、これも事実に反していました。民事再生法の申請をした後も「国体道路に面した土地が売れなかった」と誤報を書いています。実際にはこの立体駐車場跡地はNTT系の会社に売れていました。
さらに言えば、「コダマの核心」以外の記事も下衆なものが多い感じがします。ディックスクロキを辞める社員の年収が大幅に下がることを報じて何の意味があるのでしょうか?単に野次馬根性がゆえとしてか見えません。
またグルメ情報を装って紹介された「福臨館」のオーナーが黒木透会長であることまで考えると、「コダマさんと黒木さんは癒着している」とまではいえないまでも、私情に捕らわれて、事実を見失った記事になる傾向が強いと思います。