3日開会した柳川市議会で石田市長は、問題となっているピアス社跡地建物のアスベスト調査委託費用として338万6,000円の補正予算を提案した。
その理由として、「ピアス社の跡地購入にかかるアスベスト問題、土壌汚染問題について、これまで6回民事調停を行なってきたが不調に終わっている。市として損害賠償請求を起こすしかないと判断した。訴訟に必要なアスベスト除去費用を算定するため」としている。
この提案に対して議員から、この期に及んで訴訟をするとは、市長の責任を転嫁するものだとの批判も出ており、調査費用がすんなりと認められるかどうか、微妙である。
市議会の会期は19日までで、同日には「石田市長発言の矛盾点を解明する特別委員会」の報告も予定されており、これとの関連で議会は紛糾すると観測されている。
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