トヨタ自動車が、課長級以上の管理職の今年冬の賞与を10%削減したことが分かった。削減対象は約8,700人前後とみられる。これまでは、春闘で決まる組合員の賞与に準じて管理職のそれも定めてきたが、アメリカ発の金融危機に端を発した新車販売の落ち込みで管理職の支給額を独自に削減した。
また、田原工場(愛知県田原市)で高級乗用車レクサスを生産する一部ラインと、子会社のトヨタ自動車九州宮田工場(福岡県宮若市)での生産を今月25、26日の2日間休止することになった。福岡県内では苅田工場と小倉工場も同様の措置を取るという。
トヨタショックが広がりを見せ始めている。
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