夫婦愛が俗世の濁流に飲まれる
分譲マンション「ファーネスト」ブランドで知られる(株)ファミリーの代表・橋本大輔氏が今年7月に夫人に自宅を誕生日プレゼントとして贈与していたことが判明した。20年以上の婚姻期間の配偶者から贈与を受けた場合には税金が控除される制度があり、それを活用したものである。
おしどり夫婦として知られる同代表らしい趣向である。ところが、世の経営者からは厳しい意見が相次いで出ている。「マンション業界の環境が厳しい時に、周囲に誤解されたり、士気が落ちるようなことをしてはいけない」というのだ。
夫婦愛が思わぬところで俗世の濁流に飲まれる事態を招いている。
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