(株)もち吉
原因判明も問われる企業倫理
ピーシー橋梁(株)
問い合わせ多発
■精米業(大阪)/三笠フーズ(株) ほか1社
トラブル 破産手続開始決定 負債総額 2社合計約15億5,000万円
代 表 :冬木 三男
所在地 :大阪市北区梅田1-1-3
九州工場 : 福岡県朝倉郡筑前町野町向野2192
設 立 :1977年12月
資本金 : 1,000万円
年 商 : (07/4)17億7,170万円
11月21日、大阪地裁に破産手続開始の申請を行なった三笠フーズ(株)と辰之巳(株)の2社は、同26日、同地裁より開始決定を受けた。破産管財人は石井教文弁護士(大阪西総合法律事務所、大阪市中央区高麗橋4-4-9、電話:06-6208-8771)。負債総額は三笠フーズが約9億円、辰之巳が約6億5,000万円の2社合計で約15億5,000万円が見込まれる。
■リサイクル樹脂製造(熊本)/リプラ・テック(株)
採算割れ 破産手続申請準備中 負債総額 約20億円
代 表 : 清水 静
所在地 : 熊本県水俣市塩浜町8-40
設 立 : 2002年3月
資本金 : 2億1,000万円
年 商 : (08/3)約3億6,900万円
11月20日に事業を停止した同社は、23日付で破産手続申請の準備に入った。申請代理人は塩田直司弁護士(コスモス法律事務所、熊本市京町本丁8-28、電話:096-351-8585)。負債総額は約20億円が見込まれている。
■プレストレストコンクリート建設工事ほか(東京)/オリエンタル白石(株) ほか2社
受注不振 会社更生手続開始申請 負債総額 3社合計約620億円
代 表 :加賀屋 正之
所在地 :東京都千代田区平河町2-1-1
福岡支店 : 福岡市中央区天神4-2-31
設 立 : 1952年10月
資本金 :30億円
年 商 : (08/3)858億9,100万円
11月26日、同社とその100%子会社である(株)プロテック(東京都千代田区、代表:栢木武夫)ならびに(株)タイコー技建(埼玉県さいたま市、代表:野口健治)は、東京地裁に会社更生手続開始の申請を行ない、同日保全処分命令が下された。申請代理人は佐藤順哉弁護士(石澤・神・佐藤法律事務所、東京都千代田区内幸町2-2-2、電話:03-3508-0721)ほか7名。保全管理人は後日、裁判所より選任される予定。負債総額はオリエンタル白石が約605億円、プロテックが約4億円、タイコー技建が約11億円の3社合計で約620億円が見込まれる。
■企業研究
福岡生コン業界の台風の目 集中配送システムで現状打破
林グループ
建設不況のみならず構造的不況によって細りゆく生コン業界。全国屈指の生コン組合である福岡地区生コンクリート協同組合の統制力にも陰りが見え始めた。しかし、逆境こそ若さが活きる場でもある。今回は全国生コン青年部協議会の会長を務める林宗一氏率いる「林グループ」を取り上げる。
○グループの輪郭
○草創期
○生コン・運輸・土木+α
○グループの近況
野方菱光(株)
林宗土木(株)
飯盛運輸(株)
(有)未来物流
■企業クローズアップ
中小企業の自主再建・承継 実現化の可能性を切り拓く
企業再建・承継コンサルタント協同組合(CRC)
11月22日、CRCの第7回全国大会が東京商工会議所で開催された。CRCは2001年11月の立ち上げより、中小企業の再建・承継に携わってきた。法的処理の企業整理とはまったく異なる、経営改善型の自主再建・承継モデルを提案するスペシャリスト集団である。
○自主再建のプロ集団
○事業再生めぐる環境変化
○再生に必須なのは経営力
■流通大競争時代
西鉄ストア、来春スピナを統合 生き残りかけ加速するM&A
(株)西鉄ストアは来年4月1日、(株)スピナの食品スーパー(SM)事業を統合する。統合後の売上高は単純合計で710億円となり、福岡県のSMでは5位に上昇する。一体運営で競争力と収益力の向上を図る。業界では過去数年相次いでいるM&A(合併・買収)で企業規模の大型化が進んでいる。規模拡大を目指し、今後もM&Aや資本・業務提携が続くと予想される。
○経常利益率3%の優良企業
○SM売上高5位に浮上
○規模拡大で生き残りへ
■クローズアップ
加熱する家電量販店競争 出店攻勢いまだ止まず
(株)ヤマダ電機
去る9月26日にテックランドNew筑紫野基山店をオープンさせた(株)ヤマダ電機。今や家電量販店という枠を超え、グループ売上高1兆7,678億1,800万円、店舗総数1,282店(FC含む)にも達する日本有数の企業に数えられる。今回は、福岡ともゆかりの深い同社の近況に焦点をあててみたい。
○今期連結予想は約2兆円
○続く新店ラッシュ
○さらなる急成長のためには
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