12月6日(土)、カンボジア地雷撤去キャンペーン(CMC)創立10周年記念式典が行なわれた。式典ではまず、大谷賢二代表が、呼びかけ人の1人でもあるジャーナリストの筑紫哲也さんを偲んであいさつをし、参加者一同で黙祷した。
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続いて、民主党の原口一博・衆議院議員は「金融危機で世界がこういう状況になると、再び戦争の武器を作ろうとする人が増えてくる。それだけは阻止しなければならない。困難に立ち向かう勇気を共有したい」と訴えた。 |
次に、共産党の赤嶺政賢・衆議院議員は「クラスター爆弾禁止条約は地雷撤去などの活動から発展した。これからは超党で問題解決に向かって進みたい」と決意を表明。 |
その後、4人の元CMC現地駐在員からカンボジアの現状について、地雷撤去の状況、学校建設の過程、エイズ問題など、それぞれの視点から報告がなされた。
最後に大谷賢二代表が、「現地駐在員やボランティアの地道な活動が実を結んで、今のCMCがある。お手伝いいただいている皆さまには心から感謝したい」と感謝の意を述べた。 |
式典の後の祝賀会では、社民党の辻元清美・衆議院議員のあいさつやCMC事務局の紹介などが行なわれ、支援者同士の交流を深めつつ会は終了した。
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