イオンモール筑紫野が5日(金)グランドオープンし、注目されるライバルの「ゆめタウン筑紫野」との戦いは3日経過した。大方の予想通り緒戦はイオンが制している。弊社の記者が翌日6日(土)に実際、両店を訪問した所、朝から雪に見舞われる極寒の天候の中、夕方4時の時間帯で、イオンモール筑紫野は臨時駐車場には停められるものの、約3600台の通常駐車場は2時間の待ち状態。入口の前には車が渋滞をなした。買物客の話によれば、「とても活気があったが、人があまりに多すぎてめまいがした」という混雑ぶりだった。
一方、ゆめタウン筑紫野は駐車場も普段と比べればゆったりと停められ、夕方5時時点の店内は生鮮食料品売り場を中心とした食品フロアが一定の賑わいはみせていたものの、普段の活気は見られなかった。1階の食品フロアの従業員は、「午前中は集客が少なかったが、夕方4時頃にはお客さんもじわっと増えてきました。顔なじみのお客様の中には『イオンモールを見てきたが、買いなれたこっちのお店の方がいいね』と言ってくれた事がとても嬉しかった」と現場の状況を語ってくれた。
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