サブプライムローン問題などの不動産業界への影響は、日本のみならずスペインでも深刻な問題となっている。そのスペインでは売れ残りマンションの販売のために様々なアイデアが出され、「マンションくじ」なるものが考案されたことをMONEYzineニュースが報じている。
このマンションくじは、1枚50ユーロ(約6,000円)で7,000枚売り出され、これにより不動産会社は1戸当たり35万ユーロ(約4,200万円)を得ることができる。しかし、くじが6,500枚以下しか売れなければそのマンションくじは、販売中止となり代金が払い戻されることになるなど不動産会社にとってはリスクが少なく、逆にくじがたくさん売れればそれだけ儲けを得ることができる。
日本の不動産業界もこのマンションくじの仕組みやリスクの少なさなどに興味を示しており、この仕組みがうまく機能することができるのか動向に注目が集まっているという。
MONEYzineニュース
http://moneyzine.jp/article/detail/114340/
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