2009年7月期第一四半期(08年8~10月)の業績を発表した。
売上高は前年同期の288億200万円から32億4,000万円へ大幅に減少。営業損益段階からの赤字となり、営業損失19億9,900万円、経常損失23億4,100万円、四半期純損失95億3,400万円と大幅な赤字を計上した。
継続企業の前提に関する注記(ゴーイング・コンサーン)も付されており、主な理由は、思うように所有不動産の売却が進まない、利益率の低下、金融機関との合意による借入金の一部の返済期日延期などとされている。
これらの対策として、すでに第三者割当を実施したこと、ゴールドマン・サックスから社外取締役を2名招聘するなどゴールドマン・サックスと密接な関係を築く、経営資源の首都圏集中、中古マンション販売子会社の設立による販売の拡大、支店・営業所の閉鎖等の実施による固定コスト削減などがあげられている。
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