(財)九州産業技術センターは12日、福岡市東区の福岡工業大学α棟4階多目的ホールで「福岡工業大学技術交流会」を開催する。
産学連携戦略・次世代産業創出事業の一環として、福岡工業大学の知的財産である研究開発成果を地域の企業に紹介し、シーズとニーズのマッチングを図ることで新事業および新産業の創出につなげるのが狙い。当日は京都大学の大西珠枝理事・副学長による「京都大学の産官学連携事業の考え方」というテーマの基調講演をはじめ、福岡工業大学の研究員による研究成果の発表、情報交換会・同学発の実用化商品や特許のパネル展示がある。
研究成果の発表は「三次元画像計測システムの開発及び熱間鍛鋼品形状計測への応用」(電子情報工学科・廬存偉教授)、「アルミ素粒子を用いた携帯型水素発生装置」(電気工学科・高原健爾准教授)、「電気自動車に関する研究」(電気工学科・大山和宏准教授)、「送電線監視装置」(情報工学科・谷口泰敏講師)。
時間は午後1時から。入場無料。問い合わせは福岡工業大学総合研究機構=092-606-3236まで。
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