「A―プライス」「トーホーストア」などを運営する(株)トーホー(本社:神戸市東灘区、上野裕一社長)は9日、今年3月19日に発表した2009年1月期決算の業績予想の修正を発表した。
世界的金融危機の影響などによる消費低迷の影響を受け、同社グループの主要販売先である外食経営者の動向が厳しさを増している事などにより、売上高、利益面共に下方修正となった。
なお、当期純利益に関しては、第3四半期において有価証券評価損を計上したものの、依然株式市場が低迷しており、当期末までに資金運用損益の改善が見込まれないこと等を理由に減額となった。
同社グループの「A―プライス」はプロの料理人に業務用食材を販売し、個人経営者の多くが利用している事で知られている。同社の不振は外食産業の不振を物語っている。
【詳細は以下の通り】※数字は連結。数字は修正後を記入
売上高…1,730億円(増減額▲20億円)
営業利益…25億円(増減額▲5,000万円)
経常利益…15億円(増減額▲11億円)
当期純利益…5億円(増減額▲5億円)
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