東宝は12日、2008年の興業収入が11月末で約700億円となり、過去最高を更新したと発表した。最終的には740~750億円に達すると見込んでいる。これまでの最高だった昨年の収入595億円を早くも上回っている。
好成績を生み出した原動力となったのは、宮崎駿監督の「崖の上のポニョ」だ。公開後わずか31日で興業収入が100億円を突破するほどの人気で、年内には150億円を超えるとみられている。
このほか、「花より男子ファイナル」「容疑者Xの献身」など、テレビドラマを映画化した作品が集客力を発揮した。
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