学生ベンチャーの立ち上げを目指す福岡大学の「ベンチャー起業論」(コーディネーター:阿比留正弘・経済学部教授)の受講生が、ゼミ活動を通じて習得した知識や経験をもとに新たなビジネスプランを考案し、その内容の高さを競い合う「2008年度ビジネスプランコンテスト」が12月20日、福岡大学8号館で開催される。
「ベンチャー起業論」はもともと、身近なところで問題・課題を発見し、その解決策をビジネスにつなげていく手法の習得を目指して9年前にスタート。その後、毎週オムニバス形式で民間企業の経営者やコンサルタントを非常勤講師に招いた講義やインターンシップ先の企業の問題・課題を発見し、経営者に解決策を提案するイベントを取り入れるなど、実践的な活動を行なっている。年間の受講生は約300人で、地元経済界での知名度も高い。
今回で10回目を数える「2008年度ビジネスプランコンテスト」には9つのプロジェクトチームが出場。この1年に取り組んできた活動の成果を競い合う。発表プロジェクトは以下の通り。
出場チーム一覧 |
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発表順 |
プロジェクト(プラン)名 |
リーダー名 |
発表内容 |
01 |
ふくやプロジェクト |
津森 祐佳 |
(株)ふくやの問題解決案提案 |
02 |
スカイマークプロジェクト |
高島 佑太 |
新事業提案 |
03 |
JITプロジェクト |
真子 奈津子 |
企業の現場改善案 |
04 |
九州三菱プロジェクト |
島津 健太郎 |
理想のディーラー |
05 |
きみぼくペーパー |
壇 健太郎 |
読者参加型フリーペーパーの提案 |
06 |
資源回収(理系研究室) プロジェクト |
坂本 晋太朗 |
最終処分場不足解決事業の提案 |
07 |
アニープロジェクト |
牧田 大樹 |
ベンチャー起業論改革案 |
08 |
食育塾 |
藤原 一成 |
学習塾との連携により"孤食"を撃退するプラン |
09 |
ワイキューブプロジェクト |
店田 直宏 |
(株)Y-CUBEの強みを活かした新事業提案 |
時間は午後1時から同6時まで。参加費無料。コンテスト終了後、文系センター16階スカイラウンジで懇親会も開催(参加費無料)。問い合わせは、090-9493-6433(阿比留正弘教授)まで。
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