東芝(本社:東京都港区、西田厚聰社長)は、12月16日、北九州工場、大分工場など4工場を年末年始に長期間休止すると発表した。休止するのは、北九州工場、大分工場、四日市工場、姫路半導体工場。
理由として、世界的な景気の後退、消費の低迷の影響を受けたためとしている。
特に四日市工場で生産しているNAND型フラッシュメモリに関しては、メモリカードや、シリコンオーディオプレーヤーを中心に市場が減退し、供給過剰な状態にあるとしている。
また、大分工場で生産しているシステムLSIや、姫路半導体工場で生産しているディスクリートについても、民生機器市場の需要低迷の影響を受けたことにより、一部工場の稼動を休止するとしている。
◇各工場の休止の概要
<北九州工場>(福岡県北九州市小倉北区)
12/25~1/18の間、25日間停止
(年末年始休日は12/28~1/11の15日間で、当該期間中は15日間停止)
<大分工場>(大分県大分市)
300mmラインはメンテナンスのため1/5、6の2日間停止
それ以外のラインは12/24~1/14の間、22日間停止
(年末年始休日は12/24~1/8の16日間で、当該期間中は、300mmラインは1/5、6を除き連日稼動、それ以外は16日間停止)
<四日市工場>(三重県四日市市)
300mmラインは12/31~1/12の間、13日間停止
200mmラインは12/31~1/3の間、4日間停止
(年末年始休日は12/28~1/4の8日間で、当該期間中は、300mmラインが5日間の停止、200mmラインが4日間の停止)
<姫路半導体工場>(兵庫県揖保郡太子町)
12/20~1/6の間、18日間停止
(年末年始休日は、12/28~1/5の9日間で、当該期間中は9日間停止)
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