長崎新聞社は12月10日に本村忠廣氏(64)を新社長に迎えた。
本村氏は長崎大学経済学部の出身。一橋や神戸大と同じく、官立高等商業学校を礎とする同大は名門の一つに数えられ、福地茂雄氏(元アサヒビール社長)など高名な経営者を数多く輩出している。
ところで、マスメディアの王者たる新聞への広告の出稿が激減している点は周知の通り。
これは九州の地方紙においても例外ではなく、むしろ中央の大手新聞社よりも強く影響を受けているようだ。内部から、「今期業績は前年比50%減」との嘆きが漏れ伝わる地方紙もあり、苦難の時代に舵を任された新社長の手腕に注目が集まっている。
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