福岡で「はなの舞」など5店舗、大分で2店舗、熊本1店舗と、九州で8店舗を展開する居酒屋チェーン大手チムニー(株)〔本社:東京都、和泉学社長〕が18日、東証二部に上場した。
同社は1984年2月、(株)ジャスコ(現・(株)イオン)の100%出資で、居酒屋FC企業として誕生。以後、店舗展開を続け、97年8月に静岡の食品加工メーカーの米久(株)に経営権が移り、米久の連結子会社となった。2005年2月にはジャスダックに上場。その後も積極的な多店舗展開を行ない、今回の東証二部上場につながった。
また、同社は同日、2008年12月期第3四半期の財務・業績の概況を発表。FC店が増えたことにより売上高は増加。1月に稼働した「はなの舞さかなセンター」による物流の効率化、3月に稼働した「やきとりセンター」による食材の集中化、仕入食材の見直し等を継続的に実施したことなどにより売上総利益率が脅威の64.6%となり増益につながった。
【詳細は以下の通り】※数字は個別
◎2008年1月1日~9月30日
売上高…281億5,300万円(前年同第三四半期比+14.5%)
営業利益…23億9,600万円(前年同第三四半期比+23.8%)
経常利益…24億2,900万円(前年同第三四半期比+23%)
四半期純利益…13億1,300万円(前年同第三四半期比+30.3%)
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