21日、2008年の日曜日はこの日を入れて残すところ2回である。予約が47組あったので、営業本部長は一安心していた。ところがだ―。あー無常!! 当日は冷たいみぞれ交じりの小雨が降っていた。厳寒というほどの気温ではないが、多少の寒さは感じる。この程度の気象状況であれば、ゴルフをするには全く支障がない。それでもキャンセルが相次いだ。結局、お客は18組しか来なかった。営業本部長はその夜、1人で焼け酒を飲んだ。「最近のゴルファーは常識を知らない。キャンセル料を取るべきだが、現実には不可能だ」と呟きながら、酩酊していった。翌日、別のゴルフ場にTELしてみると、いずこも同じで全滅状態である。「厳寒のゴルフ場」に、早く春が訪れることを望んでやまない!!
※記事へのご意見はこちら