26日、福岡フィナンシャルグループは、今期決算予想を次のとおり修正すると発表した。今期の経常収益を2,900億円、経常利益を35億円、当期利益を260億円と修正した。(前回発表は、それぞれ2,760億円、530億円、250億円)なお前期は、それぞれ2,777億9,500万円、258億6,500万円、12億5,200万円であった。
経常利益が前期に比し大幅に落ち込むにもかかわらず、多くの当期利益を計上することに関し、㈱熊本ファミリー銀行及び㈱親和銀行の一部事業を福岡銀行が承継する吸収分割に伴い、傘下3行において新たに繰延税金資産が計上されることにより、大幅な利益を計上できるとしている。
前期の株主総会で、株主から傘下の親和銀行に関するのれん代について質問が出ていたが、正面からの回答はなかった。
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