来年2月8日投開票の福津市長選へ立候補を表明していた阿部弘樹氏(元津屋崎町長)の動向が市民の間で物議をかもしている。
市長選をめぐっては、11月に入り福津市選出の小山達生県議会議員が立候補を表明。この時期から阿部氏が県議選に回るのではないかとの観測が出ていた。阿部氏が自民党関係者に県議選出馬を打診したという情報もあり、「転進」が現実味を帯びていた。県議補選に向けた動きをあらわにしはじめた阿部氏に対して、市民からは「余りにも安易だ。説明も無い。選挙なら何でもいいのか」と、批判の声が寄せられている。
なお阿部氏は、当社からの取材申し込みには応じようとしていない。「転進」というべきか「変節」というべきか、ぜひ本人の声を聞かせてもらいたいのだが・・・。