福岡県は現在、拉致問題をはじめとする北朝鮮当局による人権侵害問題を啓発する目的で、講演や写真・パネル展などの催しを開催している。2006年6月、「拉致問題その他北朝鮮当局による人権侵害問題への対処に関する法律」が施行されており、毎年12月10日から16日までが、「北朝鮮人権侵害問題啓発週間」として定められている。
同法では、国民の間に広く拉致に関する関心と認識を浸透させるため「国及び地方公共団体は、北朝鮮人権侵害問題啓発週間の趣旨にふさわしい事業が実施されるよう努めるものとする」とされており、今回の催しはその求めに応じて行なわれる。
内容は以下のとおり。
(1)講演会「拉致問題を考えるみんなの集い」
講演者:平野フミ子さん(拉致被害者・増元るみ子さんの姉)
日時:12月11日(木曜)13時30分から
場所:えーるぴあ久留米(1階視聴覚ホール)
(2)拉致被害者写真・パネル展
日時:12月15日(月曜)から17日(水曜)まで
場所:県庁1階ロビー
(3)懸垂幕掲示(県庁行政棟北側)
「拉致問題その他北朝鮮当局による人権侵害問題に対する認識を深めよう」
(4)周知ポスターの掲示(県庁、県総合庁舎、市町村庁舎等)
問合せ先:福岡県福祉労働部保護・援護課
電話:092-643-3301(内線:3296)
担当者:渡邉、北島