「アウトサイダーが納めた生コンはトラブルが多い。あまり声を大にしては言えないが流し込むときにポンプが詰まったりして…。それで工期が遅れて我々が補填しなければならない。ゼネコンに使うなとも言えないしね」とあるコンクリート圧送業者。粗末な品質の生コンは様々なところで悪影響を及ぼしている。企業や協同組合は、利益を上げて社会に貢献することを目的としているが、それを取り巻く関係者即ちステークホルダー(利害関係者)との円滑な関係構築が重要となってくる。自分達だけが儲かればいい、というものではない。
(つづく)
※記事へのご意見はこちら