3日、北九州市内のマンションでの元民主党衆院議員・永田寿康氏(39)が自殺していたことが明らかとなった。遺書らしきものが残されていたとされ、飛び降り自殺と見られている。
永田氏は2000年、千葉2区で初当選。3期目の06年、いわゆる偽メール事件で引責辞任し、その後は実父の病院経営者のもとに身を寄せていたとされる。
昨年11月、行方がわからなくなり警察に保護願いが出された折も、手首に傷を負っていたため「自殺未遂」として騒ぎになっていた。
議員辞職後は実父の経済力・人脈を頼りに、福岡県内で民主党からの出馬を模索していたとされるが、地元県連関係者は同氏の出馬を強く否定していた。
一時期、民主党の若きホープとして頭角を現しながら、偽情報のため政治生命ばかりか命まで奪われた形となった。
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