石破茂農水相は5日午前の閣議後に行なわれた会見で、米の減反政策について「すべての角度から抜本的に検討していかなければならない」として、同政策の廃止も含め、正式に見直す方向であることを表明した。 同相は40%を下回っている食料自給率の回復に向け、米に関する政策全体を大転換する可能性のあることを示唆。農水省は、耕作放棄地を含めた水田を有効活用する事業に、来年度中にも着手する方針を打ち出していた。
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