北九州空港に行かれたことがある方は、ユニークなロボットを目にしたことがあるだろう。入口から入ってすぐの場所にあるインフォメーションで、ひと際目を引くその一体。北九州市出身の漫画家・松本零士氏の「銀河鉄道999」に登場するメーテルをモデルに制作された空港案内ロボット「メーテルロボ」である。この「メーテルロボ」は、空港内施設や時刻表などを音声対話で案内してくれる優れたロボット。制作したのは、北九州市若松区に本社を置く(株)キットヒット(代表:下妻 憲氏)で、九州工業大学発のベンチャー企業である。
ものづくりの街・北九州であるが、ロボット生産で有名な安川電機のほかにも、まだまだ元気なベンチャー企業が数多くあるのである。
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