taspo効果で両社共に増収
8日、コンビニエンスストア業界最大手の(株)セブン&アイ・ホールディングス(以下、セブンIH)と大手の(株)ローソンの2社が、2009年2月期第3四半期財務・業績の概況を発表した。
集計期間の2008年3月1日~11月30日までの9ヶ月間で、セブンIHのコンビニエンスストア事業(セブンイレブン)は1兆8,412億円と前年同期比で+1.3%、対するローソンは2,421億円で前年同期比+6.2%と好調だった。
背景にあるのは昨年、タバコの自販機にtaspoが導入されたことにより、店頭のタバコ販売が伸びたこと。相乗効果で清涼飲料水、弁当、菓子類なども合わせて売れた事が一つの要因になっているのは言うまでもない。特にローソンは、清涼飲料水などを含む加工食品が前年対比+13.4%、弁当、パンなどの日配食品が+7.5%と数字で表れた。
【 矢野 】
※記事へのご意見はこちら