廃棄自動車や解体された建物から出てくる鉄骨や鉄筋。これらはスクラップとして回収され、溶解され再び鉄として再生される。資源の乏しいわが国では、この一連のスクラップのリサイクルを明治時代から行ってきている。近年は発生したスクラップの量が国内需要を超え、輸出量も増してきた。 環境問題が声高に叫ばれる中で、鉄スクラップの重要性を価格・流通面から検証していく。
【 新田 祐介 】
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