全国銀行協会によると2008年末の都市銀行(大手銀)の貸出残高は195兆7千億円で、07年末から5.2%増加した。年末としては、18年ぶりの高い伸びとなったが、これは社債やCP市場からの資金調達が困難となった大企業が銀行借り入れに依存しているのが要因。肝心の中小企業向け貸出が増加しているは疑問である。
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