昨年末までとかく問い合わせの多かった若築建設。8行の金融団による協調融資体制が発足したことで当面の危機を乗り切ったように見える。同社の今後の受注戦略の目玉は土地開発であるが、その特徴として工場団地の造成分譲がある。企業の設備投資は萎えたと思われがちであるが、意外にも中小企業の工場建設・移転の意欲は非常に旺盛であることが判明した。若築建設の工場用地開発ビジネスに関する説明の要請が頻発しており、手応え十分のようである。
【 青木義彦 】
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