13日夜、定額給付金を含む08年度第2次補正予算案が衆院を通過した。昼の衆院予算委員会で強行採決した後、その他の関連法案とともに自民・公明の賛成多数で可決された。
共産党は本会議に出席し反対、民主・社民は採決時に退席。国民新党は本会議を欠席した。
午後、正式に自民党を離党した渡辺喜美議員も退席し、反対の意思表示。注目された自民党内からの造反者は、松波健太内閣府大臣政務官1人だった。松浪政務官は定額給付金に反対しているとされる。
同調者は皆無とされた渡辺議員とともに2次補正に公然と反対、退席した松浪政務官。
同じ自民党の松浪健四郎衆院議員は叔父にあたる。早大から新聞記者を経て当選2回。選挙区は辻元清美氏がいる大阪10区である。離党の意思はないとしているが、政府の一員でもある現職政務官の造反、お咎めなしで済まされるはずもない。
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